
80年代初頭はZZ Top、Ozzy、Kissなどのグラマーロックやヘビーメタルが全盛だった時代、Gibson Explorer Guitarが絶大な人気を誇っていました。
1981年から1989年にかけて、GibsonはオリジナルのExplorerを彷彿とさせるKorina、CMT、Explorer III、Explorer Heritageなどのモデルを発表しました。
1984年には、Gibson Explorer Bassが発売されましたが、ギターのExplorerとは異なり、1987年に製造中止となってしまいました。
ほとんどのモデルは標準的な塗装でしたが、1985年にはGibsonはデザイナーズ・グラフィック・フィニッシュを施したExplorer Bassをいくつか製作しました。現在これらは非常に珍しく価値の高い物となっています。

Explorer Bassの仕様:
- アルダーボディ
- 3ピース・ラミネートネック
- クロームハードウェア
- ボリュームコントロール x 2
- マスタートーン x 1
- 21フレット
- Gibsonロゴの刻印のある黒いカバー付きハムバッカー x 2
- ロゴ入りブラック・フェイスペグヘッド
- エボニーとアイボリーホワイトのフィニッシュ
- 1985年にはブラック、1986年にはレッドが少量生産された

Gibson Explorer Bassは2011年に復刻されており、2012年にシルバーバーストとサンバーストの2種類が1年間限定販売されました。
Explorer Bassは今日では、頑丈でどの様な場面でも良い音で鳴り、ギグでは欠かせない存在となっています。
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